歌川広重-17.河長(浅草 代地)
東都高名会席尽
(創作年代:1852-1853)
浮世繪之美 - vol.a17
店名:河長(浅草 代地)
役名:覚寿(菅原伝授手習鑑)
役者:五代目市川海老蔵
改印:子十二.衣笠.村田(嘉永5年12月)
「代地」とは、江戸幕府の都市計画によって
強制的に立ち退かせた代わりに、
幕府が与えた土地をいう。
覚寿の館で一間の内から菅丞相が声を掛けるが、
障子を開けてみると菅丞相ではなく、
菅丞相が自らの姿を彫った木像だった。
また、輿に乗せられて護送されるのを見送った
はずの菅丞相が一間の内から現れる。
「代地」を、
覚寿の館における菅丞相の「瞬間移動」に見立てた。
歌川廣重(Utagawa Hiroshige,1797-1858)
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