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黑楽茶碗 虫明焼 黒井一楽
茶碗歲時之美 - vol.805
夏 大暑 三十六候 大雨時行 八月五日

樂茶碗也稱為聚樂燒茶碗
聚樂是來自豐臣秀吉所建造的聚樂第建築
後來將"聚"字去掉而成為今日的「樂茶碗」
樂茶碗不使用轆轤而是以手指塑捏成形
外觀給人厚重的印象
實際握在手中卻是出奇的輕巧
因為樂燒獨特的小型炭窯燒製方法
燒成的時間非常短
茶碗質地非常的脆弱在使用上要非常小心
製作茶碗的陶工長次郎
以製作華麗多彩的三彩陶器為主
使用了和三彩相同的鉛釉技法
為了利休而改變燒製方式
製作出沈靜崇高的黑樂、赤樂茶碗
黑樂和赤樂並非是華麗的色彩
將濃茶倒入黑茶碗時
所展現的冷冽寂靜像是冬天乾枯景色
正是千利休所追求的獨特「冷、凍、枯、寂」美學思想

樂茶碗鑑賞的要素
1.出窯時的工具夾痕
2.口緣呈現山路般的蜿蜒起伏
3.製作者的印銘
4.渦卷般的兜巾
5.手捏與切削成形
6.高台滿釉與目跡
7.冷凍枯寂的美學要素
8.外脆內軟的嬌弱體質

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黑楽茶碗
SIZE:直徑12.1㎝X高8㎝
Weight : 340g
含作家簽名共箱

虫明焼 黒井一楽
(1914~1996)
1914年 岡山県で生まれる
1933年 2代・横山香寶に師事する
1938年 大阪三越で初の個展を開催する
1980年 岡山県重要無形文化財の認定を受ける
1982年 山陽新聞社文化賞を受賞する
1983年 岡山県陶磁器優秀技能賞を受賞する
1986年 三木記念賞を受賞する
1987年 現代の名工展に招待出品する
1996年 82歳で逝去

岡山県出身の昭和~平成時代に
活躍した日本の陶芸家です。
黒井一楽は虫明焼という京焼系の薄作りで高温焼成が基本の焼物を手掛けており、虫明焼は陶土には水簸(すいひ)した粒子の細かい土を使っており、絵付けの多くは鉄釉で乾山風の絵が描かれているのが特徴です。
また、抹茶碗の高台は切高台になっているものが多く、灰釉を全体にかけず、高台付近などに土味をみせている所が魅力の一つでもあります。
黒井一楽は主に茶陶中心で伝統の技法を尊重した茶碗、水指、茶入などを制作しており、県の重要無形文化財の認定を受け、国卓越技能章を受章し、県展審査会員をつとめるなど岡山県ではとても有名な陶芸家として知られています。

黒井一楽が手掛けている虫明焼は、岡山藩の筆頭家老であり茶人でもある伊木三猿斎が京都から、初代清風与平、真葛長造、初代・真葛香山などの名工を招き、生み出した焼物でその優美な技は森香洲、横山香寶へと引き継がれていきました。
黒井一楽は2代・横山香寶に師事して虫明焼を学び、息子を含め後世にしっかりと虫明焼の技を伝えていきました。
そのため、息子・黒井千左も岡山県重要無形文化財保持者、瀬戸内市重要無形文化財保持者、日本工芸会正会員、 日本工芸会中国支部幹事、陶芸部会副部会長などをつとめる陶芸家として活躍し、虫明焼を後世に伝えるために尽力しています。

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茶碗歲時之美

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