日本的民藝陶- 京都府 尼焼 あまやき
楽焼の一種。後柏原天皇の大永年中(一五二一‐二八)、帰化人宗慶の妻、妙慶が尼となって、亡夫の遺法を伝えつくったもの。
※楽家陶彙(古事類苑・産業一三)「飴也 朝鮮国人也、来朝して陶器を造る、即、楽焼家の元祖也、妻は日本人にて、後、剃髪し、男長治郎、幼少なるにより、自ら陶器を造る、是を尼焼と云ふ」
楽焼の元祖阿米夜の妻比丘尼作の茶碗。淡飴釉が特色であります。
『和漢諸道具見知妙』(1694、元禄七年編)に「尼焼、長二郎母也、柿薬茶碗也、黒はなし」とあります。
鶴田 純久



