鈴木春信-梅折る美人
うめおるびじん
(創作年代:)
浮世繪之美 - vol.1327
塀の上の白梅を取ろうと、
草履を脱ぎ捨て侍女の背に乗り上がる
お転婆な少女が描かれています。
人物を上下に重ねる構図は浮世絵の中でも珍しく、
規則正しく並ぶ土塀の模様と二人の着物の流線が、
作品で調和しています。情景も明るく、
どこか早春の爽やかさを感じさせる作品です。
鈴木春信
( すずきはるのぶ Suzuki Harunobu )
1725~1770
首創多色印刷版畫-錦絵
1765年在江戶領導創製木刻「繪曆」
有生之年創作六百多套木版畫
他所畫的仕女腰肢細瘦手足纖巧
體態輕盈的秀美姿態令人著迷
繪畫背景具有古典的詩意
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